朝起きて、思うこと。
10月21日
モンスーンがようやく開けました。
例年より遅いらしく、同じく駐在している奥様方は「去年の今頃は…」
と、新米の私に教えてくれました。
モンスーン終わりにやってくるのが「セカンドサマー」と呼ばれるシーズン。
文字通り、2回目の夏。
暑い……。いや、正確には外は暑そう。
何しろ、私のマグカップの紅茶からは、湯気がたっているから。
インドのムンバイ。ただいまお昼の12時をまわっております。
日本との時差は3時間半です。
日差しが部屋の中にもしっかり届きます。
ただ、セカンドサマーといえど、まだ朝の6時頃は暗いのです。
いつももう少し眠っていたい欲望にかられる私。
夫は「寝てていいよ」と言ってくれるのですが、
「ここに来たのは、夫を支える役割なんだから!」と起きて、
朝ごはんのオレンジを切るのが日課です。
よく見る夢が、以前保育士をしていた時の出来事。
発表会、運動会、遠足、いつもの活動……などなど
出てくる顔ぶれも、ついこの前担任した子から、その保護者さん、
ずっと前に卒園した他のクラスの子まで…そのメンツは様々。
あの忙しい日常に別れをつげて早2年。
「あ。夢か。」「辞めたから今日も、明日も自由だー♩」とホッとしつつも、
やりがいのある、賑やかな日々を懐かしく思いながら、
今日も、生ぬるい水でオレンジを洗う朝の私。
今日の夕飯は何にしよう。